Article link:
https://news.yahoo.co.jp/articles/94af3649323a03d2dfb09bd850600defeccd70c1
Video readthrough of the article with translation and explanation:
0点は厳しすぎ?小1「とめ、はね、はらい」で× 文科省の見解は
0点 is read as れいてん which you can read more about here.
習字のような「とめ、はね、はらい」ができていないと、漢字ドリルは全てやり直し。テストは0点―。小学1年の担任のこうした指導に対し、保護者から「厳しすぎる」という悩みが届いた。わが子の就学を前に、どこまで丁寧に字を書かせるべきか思案している保護者は多いはず。西日本新聞「あなたの特命取材班」がウェブサイトで意見を募ったところ、保護者や教育現場からさまざまな声が届いた。字体の指導は、どこまで厳格であるべきか。
小学1年の担任
a たんにんせんせい is the homeroom/form teacher that you have generally in the morning before school actually starts in Japan. But たんにん also means to be in charge of, so in this sense this is just the teacher running the first year classes.
保護者から「厳しすぎる」という悩みが届いた
Here is an interesting usage of という, which is used to define or describe certain concepts. In this usage, なやみ is a type of trouble or worrying aspect and is being connected with が to とどいた from とどく, which means to arrive. However the parents haven’t really all directly said ‘This is troubling’ but more that from the variety of different responses, the majority opinion could be summarised as the parents/guardians being ‘troubled’ by the news. In this case, the ‘arriving’ is that these opinions have all been sent or collected by the journalist.
「習っていないのと、知って省くのは違う」
Here we see some nominalisation by the presence of the の after both verbs, and the usage of the と…は to show a contrast. ‘There’s a difference between not learning something and leaving something out’.
「同じタイプの厳しい先生がいたが、数年後は皆さん感謝していた」「高校生や大学生の指導をしているが、字が雑で読めないことがある」「大学教員として国語の入試の採点をした。とめがはねになっている場合や、雑で判別が難しい字も不正解」…。
冒頭の教師の指導に賛同する立場からは、こうした投稿が寄せられた。中には「とめ、はね、はらい」が不完全な字に丸を付けた担任に「小学生は基本が重要。習っていないのと、知って省くのでは意味が違う」などと訴え、指導を変えさせたという保護者も。
北九州市の小学校に30年勤務した教員は、採点の裁量は各担任にあるため、クラス間でも差は生まれるとした上で「教えた通り書けていない場合は減点し、0点にはしなかった」と自らの体験を紹介した。
雑で読めないことがある
雑, read as ざつ, refers to messiness, roughness, untidiness or miscellaneous. Useful words for remembering this would be 混雑 and 複雑. ‘There are times the characters cannot be read as they are messy/disorganised’
北九州市の小学校に30年勤務した教員は、採点の裁量は各担任にあるため、クラス間でも差は生まれるとした上で「教えた通り書けていない場合は減点し、0点にはしなかった」と自らの体験を紹介した。
北九州市 is a city in the north of きゅうしゅう, the small island on the west of Japan including 福岡, 長崎 and 鹿児島. 教えた通り is using the grammar point of ~とおり, while we see there is a difference between 減点, subtracting marks, and 0点にする which is to give a 0.
どこまで減点…文科省「各校の判断」
一方で、福岡県の小学校教員は「とめ、はね、はらい」を基準に減点することは「誤り」だと投稿した。根拠とするのは学習指導要領解説の国語編だ。字体は骨組みであるため、実際に書かれた場合は無数の形状があり、「正しい字体であることを前提とした上で、柔軟に評価することが望ましい」と書かれている。
字体 じたい is a reference to the composition of kanji characters including concepts like とめ、はね、はらい, relative sizing and other factors.
だが、文部科学省教育課程課の見解は異なる。「国語ではなく、社会や理科など他教科で書いた字は『とめ、はね、はらい』ができていないからといって、減点はしないという柔軟な評価を意味する」と説明する。
学習指導要領には「漢字の指導においては、学年別漢字配当表に示す漢字の字体を標準とする」とあり、漢字テストや書写では配当表通りの「とめ、はね、はらい」が求められるという。ただ、実際にどこまで減点するかどうかは「各校の判断」と付け加えた。
実際にどこまで減点するかどうかは「各校の判断」と付け加えた。
‘They added that in reality, how far to subtract points is up to each school’s judgement.’
「書くことが嫌い」になることを懸念
I’ve got a discussion on する・なる with the に particle here and here.
一方、小中学校に長年勤務した平嶋一臣・純真学園大客員教授(国語表現法)は、厳しい指導で「書くことが嫌い」になることを懸念する。鉛筆をうまく扱うには「指の筋肉が動作を覚えるような地道な練習が必要」だからだ。
冒頭の保護者も、小1の子どものやる気が損なわれていることを気にしていた。幼稚園や小中学校で書の出前授業をしている平嶋さんは「とめ、はね、はらい」がきっちり書けるのに越したことはないとした上で、「もう少し子どもの発達を緩やかに見守ってはどうか」と強調した。
「もう少し子どもの発達を緩やかに見守ってはどうか」
‘How about watching over children’s development with a bit more leniency?’
This is just a teaser on how I would go over an article in detail, in reality we would go through the whole article and then check comprehension with questions as well as revisiting grammar, vocab and kanji over subsequent lessons. You can book lessons with me to be able to read articles like this through the Contact page or click the below picture to go to my profile on Cafetalk and use my coupons for cheap lessons!